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ダイワ汎用リールのラインローラベアリング化

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こんにちは、てくてくです。
 
寒くてなかなか魚の活性が上がらない中、暖かくなるのを楽しみに道具の整理に割く時間が長くなっている今日このごろです。
 
さて、皆さんどんなスピニングリール使ってますか?
ハイエンドモデル?エントリーモデル?
エントリーモデルを買ったけど、ステップアップしてハイエンドモデルを買い足した、なんて方もいらっしゃるでしょう。
 
ハイエンドモデルとエントリーモデルの違いは色々あります。
  • 剛性
  • 素材
  • 防水性
  • ベアリング
  • ドラグ性能
  • 所有欲満足度w
  • その他諸々
ハイエンドが高いのにはそれなりの理由があります。どれも重要なファクターですが、一つだけ後から追加できるものがあります。
 
 
そう、ベアリングです
 
 
追加できる箇所と数はリールに依って異なりますが、うまくいけば今持っているリールをパワーアップさせられるかもしれません。
一手間加えることで愛着も一層湧いてくるのも道具を使う趣味の醍醐味です。
 
ということで、今日はダイワの比較的安価な部類の小型汎用スピニングリールのラインローラーベアリング化について紹介します。
 
 

  

ベアリング化とは?】
 
ラインローラーにベアリングってどういうこと?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、簡単に説明します。
 
スピニングリールはラインローラーの中にベアリングが入っているものと入っていないものがあります。
入っているものを俗にベアリング式、入っていないものを俗にブッシュ式とよびます。

ある程度の価格帯以上のリールには当たり前のようにベアリング式ですが、低価格帯のリールにはブッシュ式が多いです。
 
 
では何が入っているのか?
 
 
ダイワの低価格帯のリールでは【ローラーカラー】と言われる金属とプラスチックのパーツが2つ組み合わせて入っています。
 
実物がこれです。(写真はエクセラーのものです)

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金属のパーツがベールを挟み込んで固定するための支柱になり、プラスチックのパーツがラインローラーとともに回る、と言った構造です。
ラインローラー部分にラインを軽く当てて前後させてみてください。
 
あまり良く回りません(笑)
 
ある程度負荷をかけて当てると回りますが、実用レベルではないように思います。
しかも経年により回転性能は劣化していきます。
 
そこで、低価格帯の小型スピニングリールのラインローラーを自力で安くベアリングしよう!というお話です。
 
ベアリング化することのメリットは色々ありますが、わたし的には、
  • 巻心地が軽くなる
  • ラインが長持ちする
  • ラインのヨレが減る
と言ったところでしょうか。 
 
注意していただきたい点は2点
 ★今回の話はダイワのみ!
 ★改造は自己責任で!
以上2点、ご注意ください^^
 
 
 
ベアリング化できる機種は?】
 
さて、今回紹介する方法でベアリング【できる】【できるであろう】機種を紹介します。
【できる】【できるであろう】ってなんだよって感じですよね(笑)
 
【できる】というのは私が実際にベアリング化したリールです。
 
【できるであろう】というのは、ベアリング化したリールと同じ構造で同じパーツを使用しているリールです。
おそらく問題なくベアリング化できると思いますが自己責任でお願いします^^;
 
【できる】
  • 12レガリス
  • 14エクセラー
  • 15レブロス
【できるであろう】
  • 15フリームス
  • フリームスKIX
  • 旧フリームス
  • 09カルディア
  • カルディアKIX
  • レブロスMX
  • 旧レガリス
ちなみに番手に関係なく同じパーツを使用しています。
 
 
ついでですが展開図で確認した所、今回紹介する方法ではベアリング化できません。
(元々ベアリング式かどうかも未確認です)
  • 11フリームス
  • 11カルディア
  • 14カルディア
  • 旧カルディア
  • 12クレスト
  • 旧クレスト
  • 旧レブロス
違う記事を参考にしてください^^;
 
 
 
【準備するものは?】
 
お持ちのリールは該当機種でしたか?
該当機種だったあなた!早速ベアリングを買いましょう(笑)
ベアリング化するにあたり、準備するものはこちらです。
  • ベアリングDDL-630ZZ)×1
  • シムワッシャー(外径5mm 内径3.2mm(M3) 厚み0.5mm)×2
  • プラスドライバーNo.1×1
以上です。少ないです。いかにも簡単そうでワクワクしますよねw
 
ベアリングはステンレス製シールド付きで、型番がサイズ・素材を表しています。
ですので型番で検索して購入していただければ間違いありません。
ちなみに私はベタにミネベアベアリングを300円程度で購入しました。
 
続いてシムワッシャーですが、これはサイズに気を付けてください。
外径がこれ以上大きいとベアリングの外側と干渉して、回りません。
内径がこれ以上小さいとネジが通りませんw
厚みが厚すぎるとラインローラーが動く遊びが増えます。
 
ちなみにベアリングもシムワッシャーも、◯ク-工具!という楽天ショップで手に入ります。
メール便にも対応しているのが嬉しいです^^
 
プラスドライバーNo.1はラインローラーとベールを留めているネジを外す際使います。
なければN0.2でも良いのですが、ネジがなめてしまわないよう気をつけてください。
 
 
 
【作業開始!!】
 
さて、それではベアリング化作業に入りましょう!
 
作業はいたって簡単です。
以上です!簡単ですね!というと元も子も無いので少し説明しましょうw
 
 
まず、ラインローラーをベールがつながっているネジを外します。
そうすると、ベールからラインローラーが外せます。
構造は凡そ下図のようになってます。

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このローラーカラー①②をベアリングDDL-630ZZに置き換えて、ベアリングの表裏にシムワッシャーを一枚ずつはさみます。
そうすると下図のようになります。

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こういう形ですね。後は元のように組み立ててネジ止めするだけです。
可能であればネジ止めの前にベアリングにオイルを差しましょう^^
(リール専用があればベストですがなければクレ666とかでも結構です)
 
ネジを締めた後は確認作業です。
ラインをラインローラーに当て、ドラグをゆるくしてラインを出してみましょう。
スムーズに回らない場合、遊びが少なくラインローラー自体を挟み込んでいる可能性があります。
その場合、シムワッシャーを増やすなどして調整してください。
 
緩いテンションでもラインローラーが回れば完成です!
 
 
 
【完成!】
 
いかがでしたでしょうか?
ものの数百円で、ラインローラーをベアリング化することができました!
もちろん、某ハリネズミスタジオさんが出しているような厳格に選定されたベアリングには叶わないかもしれません。
個人的にはミネベア製もハリネズミ製も品質に大差は内容に感じています。
 
該当機種をメインで使っている方も、ハイエンドモデル購入を機に控えに回している方も手軽に、安価に、ラインローラーのベアリング化に挑戦してみてください^^
 
最後になりますが、出来た出来なかった等のクレームは受け付けておりませんので、あくまで自己責任でお願いいたしますm(__)m
 
 
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