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サロモン X Ultra 3 Mid Wide GTX レビュー

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こんにちは、てくてくです。

 

暑い夏も終盤、里山登山にいい季節が近づいてきました。

ということで、先日購入したサロモンのX Ultra 3 Mid Wide GTXのレビューをしたいと思います。

 

 

【サロモン(SALOMON)とは】

サロモンとは言わずもがな有名なブランドですが、少しだけ説明を。

元々ウインタースポーツ用品を手掛けていたブランドだけど、紆余曲折を経て様々なジャンルの製品を販売。山に関する製品でいえば、トレイルランニング寄りの製品が多い。

 

【購入の経緯】

今回、なぜこのシューズを購入したかというと、ちょっと本気なトレッキングシューズだと低山を上るのに少し重装備なので、もっと気軽に低山を楽しみたいと思ったからです。そこでいろいろ試し履きした結果、安くてデザイン的にも気に入ったX Ultra 3 Mid Wide GTXにしました。

 

【インソールの比較】

てくてくが今愛用しているトレッキングシューズは、シリオのP.F.46-3。こちらのシューズは3E+仕様のため、幅広な私でも違和感なく履けとても気に入っています。そのシリオP.F.46-3のインソールを比較しました。

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左がシリオP.F.46-3 27.5cm、右がサロモンX Ultra 3 Mid Wide GTX 27.5cmです。

サロモンのほうが少しシャープに見えます。

 

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ちょっとわかりにくいですが、重ねてみました。

サロモンの方がつま先の小指付近と、土踏まず付近が細いのがわかります。

これは実際履いてみても実感できる違いでした。

 

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参考になるかわかりませんが、私の汚い足も載せておきます(笑)。

 

 

【実際に履いて山を登ってみた】

雨上がりの某日、場所は山口県では有名な岩山「右田ヶ岳」で実際に山登りをして性能を確認してきました。そこで感じた正直な感想をレビューします。

 

 【濡れた岩は少し苦手】

前評判通り濡れた岩は苦手のようです。

ただ全ての岩が滑るというわけではなく、岩の種類によります。

シリオと比べると滑る岩が多いため、それを避けて歩を進めるため少し疲れます。

ただ、滑る岩と滑らない岩を見極める力がつく、という意味では登山スキルが上がるシューズかもしれませんw

 

【でも登山道でのグリップは抜群】

岩は少し苦手なものの、土の登山道や枯葉が覆う獣道でのグリップは抜群でした。

これはホント意外でまったく不安感もなく下りを攻めることができ、このシューズのポテンシャルの高さを感じました。

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【アウトソールは柔らかめ】

これも前評判通りだけど、履いてみて色々特徴があることがわかりました。

・つま先付近は柔らかいが、土踏まず・かかと付近は少し硬い

 ⇒岩の凸凹は拾いにくく安心感があるのに、アスファルトでも歩きやすいです。

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【可動域が絶妙に良い】

さすがトレランシューズで定評のあるサロモン、走るために必要な前後の動きはとてもスムーズで可動域が広く作られています。

それなのに足を挫かないよう横方向への動きはきちんと固定され安心感あります。

これは階段が多い山や、軽快に小走りしたいシチュエーションでは非常に大きなアドバンテージになると感じました。

 

【溝は登山靴にしては浅め】

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写真で見てわかる通り、トレッキングシューズとしては溝は浅めです。

ただ他のハイキングシューズやトレランシューズと比べれはブロックも大きく、山登り向きといえます。土も目詰まりせず、終始快適に山登りが出来ました。

 

【やはり軽いは正義】

ちょっと本格的なトレッキングシューズに比べると200g近く軽く、軽快に山登りを楽しめます。これは気軽に山へ出かけるモチベーションにつながるので、とても大事なエレメントだと思います。

 

【靴紐(シューレース)には工夫が必要】

このシューズはホールド感を高めるため、足全体を包み込むようなシステムになっていますので、靴紐をきつく締めた際は全体的に均等にきつくなってしまいます。

つま先側と足首側で締め付けのきつさを変えたい場合は工夫が必要です。

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写真のようにつま先側とかかと側との間に一つ結び目(方結びの前半だけ)を入れると、きつさに変化をつけれます。

 

【トータルの評価は?】

個人的な感想としては、普段登る山の主行程が岩場の方にはお勧めできません。そういう方は他に選択肢があると思います。

そうでない方には最初のメインシューズとしてもサブシューズとしても十分お勧めできる素敵なシューズだと思います。

 

 
 
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