100均セリアのナルゲン風シーズニングボトルでアルコールは使えるか?
こんにちは、てくてくです。
今回は100均の雄『Seria』で販売していて、アウトドア界隈で人気の『シーズニングボトル』でアルコールバナーで使用する燃料用アルコールの持ち運びに使用できるか調べてみました。
【セリア/シーズニングボトルとは】
今回取り上げるセリアのシーズニングボトルですが、125mlと60mlのラインナップがあり、主に調味料を持ち運ぶために利用します。
よく引き合いに出される似た商品にnalgene(ナルゲン)ブランドの広口丸形ボトルがあります。こちらの商品は30ml/¥300、60ml/¥350、125ml/¥400、250ml/¥500とラインナップが豊富ですが若干割高です。
【アルコール使用可否について推察】
このボトルを取り上げられたブログでよく書かれているのが『アルコール対応と記載はないので、アルコールを使用する場合はnalgeneを使用しないといけない』という記事です。
このボトルの注意書きを見ても確かにアルコールに対応している旨の記載はありません。
しかし、『アルコール対応』の記載はないものの、非対応の記載もありません。
そこで素材に目を向けてみたいと思います。
裏面記載には『本体:ポリエチレン、フタ:ポリプロピレン』とあります。これは前述のnalgeneの広口丸形ボトルと同様です(対応温度に違いはあり)
さらに踏み込んでいくと、ボトルの底辺にヒントがありました。
『HDPE』の文字が見えます。これは『High Density Polyethylene』の頭文字で『高密度ポリエチレン』であることを意味しています。
この表記、実は前述のnalgeneのボトルにも同様の記載があります。
この『高密度ポリエチレン』という素材とフタの『ポリプロピレン』、『日本プラスチック工業連盟』のサイトによるとアルコールへの耐性は『良』、他の会社の研究結果からもアルコール耐性に問題ないと記載されています。
【結論】
色々なブログでnalgeneのボトルでアルコールが使えるみたいな記事が多くありますが、正直、nalgeneのボトルでアルコールが使用できるという記載を公式にみたことはありません。ですが、今回素材という面から推察すると、どちらの商品も『本体:高密度ポリエチレン、フタ:ポリプロピレン』であり、どちらもアルコール使用には問題ないという結論に至りました。
ということで、私はアルコールバナーの燃料用アルコール持ち運びにセリアの60mlシーズニングボトルを使用します!